ペアリングするペルマト
つがいになった2匹を30cm水槽に隔離。移設と同時に求愛行動が頻繁に行われるようになった。 メスは腹部分が膨れて真っ赤になり,それと同時にオスも発色,すばらしい色を見せる。食欲も旺盛で, ペアで底石を掘り返すシーンも見られた。結果的には沈めてあった植木鉢の裏側に産卵。 ペアでせっせと世話をする姿がほほえましい。
子育てに忙しいメス
産卵後、約7日、無事稚魚がかえる。体調5〜6mm。まだ魚には見えないが、元気に体を動かしはじめる。 一週間もすると、すっかり魚らしくなりベビーフードを食べ始めるようになる。ポンプのの吸水口に網を設置して、 稚魚の吸い込み対策を施した。 約30匹の稚魚達は、日に日に大きくなっていく。あっと言う間にペルマトらしい姿になってきた。
生まれた稚魚たちは、1ヶ月ぐらいで脱落者もなく、無事成長。大きさにけっこう差が出てきた。 生意気にも背ビレと尻ビレには金色の模様が出始め、腹ビレはオスの遺伝かブルーに光輝く。 食欲も旺盛で、毎日冷凍赤虫をペロリとたいらげる。 この子供たちが里子に出る日も近い。
寝起きの子供達
生まれはや4ヶ月半。すっかり成魚となってしまった。。。 それにしてもかなりの個体差があるのには驚く。 オーバーブリードにならないように、親の違うペルマトも何匹か混ぜた。 写真は寝起きの1コマ。ペルマトはなわばり争いが激しいといわれるが、 ファミリーではほとんど争う様子は見られない。といっても豊富な餌に快適な環境のせいかもしれない。。