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FIVE & HALF SYSTEM
システムや論理だけではなかなかうまくはいかないのがビリヤード。でも、 ある程度の目安としてきっちりとした計算方法も知っていればそれなりに精度が上がっていきます。 特にB級ぐらいからは相手もセーフティを仕掛けてくるケースも多々あるので、 空クッションはしっかり覚えておくことは最大の「防御」にもつながりますよね。FIVE&HALFの計算例をあげておきます。


<正しい撞点とストロークを知っておこう>

 基準となるストロークを自分の感覚として持っていましょう。目安として、 コーナーからFIVE&HALFの撞点で短クッションセンターに入れて、 手前短クッションセンターに戻る強さとヒネリをつかんでおきましょう。 正しく計算しても、正しくストロークできないと意味ないですからね。 もともとはキャロム(3クッション)から生まれたシステムのポケットへの応用なので 台のコンディションなどにかなり影響を受けますが、例えば、 ブラウンズウイック台の場合ではおおよそ5%ぐらいの補正で使われるのが一般的でしょう。 自分のひねりと力加減で、いろんな場所から手玉の動きを試しておくとよいでしょう。



 ◆手玉50の位置から20に入れると、50−20=30
 (※キャロムで言うコーナーは従来50−30=20で計算)